あけましておめでとうございます。
2019年、2019年です!
特に何かあるわけではないんですけれど、
やっぱり新年、どこかしらワクワクするものがありますね。
ということで描き初め的なものを描きました。
こんにちは、のほほんネコです。
10月も終わり今年も残すところ後2ヶ月となりました。
今年は個人的に停滞してしまったなと感じています。色々と。
楽曲は今年2曲出してはいますが、どちらかというと溜まっていたものを出した。
終わりの始まり的な意味合いが自分の中では強かったわけですから、そういう意味では今年はまだ何もちゃんと始められていないなーって部分を多く感じます。
とはいえまだ2ヶ月ありますから何かしら足掻いて行きたいと思ってます。
物語は劇的じゃない事柄の方がその本質から抜け出すのは難しいのかも
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ということで今回は「マジックメロディ」の後日談その2です。前回からまた大分時間が空いてしまいました。
その1では「音」に関する部分を色々書きましたので今回はイラストと動画の方を主に書いて行きたいと思います。
あとがき
こんにちは、のほほんネコです。初めましての方は初めまして、お久しぶりな方はお久しぶりです。
突然ですが枝豆が美味しい季節ですね。
お酒のお供に最高!ーーー
と言いたいところなんですが、僕は全然お酒飲まないので普通にMonster飲んで今日も作業しています。
さて、今回のあとがきも例のごとく前書きをめちゃくちゃ長くしてやるぜー!な気持ちではあるんですが、
残念なことに、この動画の制作に今も追われながら「あとがき」を動画投稿より少し早めに書いている状況です。的なタイトルで書くと思いますので、
そちらはアルバムのあとがき(22ページくらい書いた)同様お暇な時にでも読んでいただければと思います。
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ということで、改めて新曲『マジックメロディ』をご視聴くださりありがとうございました。今日で初音ミクも11周年ということで、
この曲自身も「きっとこれは誰もが知っている物語」という謳い文句の通り「初音ミク」を知っている人なら誰もが知っているんじゃないだろうか?
というものを歌にしました。
もう数年も前から一般メディアにも多く流れており、いまやその道の人じゃなくても「初音ミク?知ってる知ってる!」な世の中で。
そんな彼女をテーマにした楽曲は既にいくつもあるかとは思いますが、今回僕も僕なりの解釈を持って彼女のこの半生の物語を歌にしました。
「最初は小さなガラクタだった」彼女が「人の言葉を覚え」、「拙くもその言葉をメロディーにのせて歌うようになった」
「最初は下手くそだと笑われ」「それでもたった一言の『ありがとう』」という言葉に励まされ彼女自身今日まで歩んでこれた。そんなお話です。
余談になりますが、今回の楽曲で一番気に入っている歌詞の部分がこの「たった一言の『ありがとう』。それだけで胸が熱くて、魔法みたいだね。この気持ちを忘れはしないよ」です。
今では多くの人が彼女の声に耳を傾けますが、やっぱり最初は機械が歌うというのは多くの人にとって抵抗があるものだった気がします。
そんな彼女がここまでこれたのもきっと僕らと変わらない「あの日聞いた何気無いたった一言の『ありがとう』」だったんじゃないかと思います。
きっと彼女はさらにこの先、何百、何千万の人からの『ありがとう』をもらっても、その一つ一つの『ありがとう』の重さや暖かさを忘れることなく歌い続けて行くんじゃないかなぁと。そんな風に感じた歌詞でした。
2番からはちょっと空気が変わるのですが、今度は彼女が僕たちに与えてくれたものは何か?というテーマになってます。
今は多分違うとは思いますが、そもそも「初音ミク」って「曲は作れるけど歌は歌えない」ような人たちが歌を歌わせるためのツールだったわけです。(ここは当時から人それぞれかもしれませんが)
例えばバンドでやってた曲を一人で完結さたいと言った時に歌ってくれたのが「初音ミク」だったって話をしている方は結構見かけます。
僕自身も音楽が嫌いだった大きな要因が歌がすごく苦手で嫌い(元々僕は音楽が嫌いでした)という部分だったので彼女に出会わなければ、まず曲なんて作ってませんでした。
また、近年では「初音ミク」という存在が大きいので彼女に歌ってもらうことで多くの人に自分の歌を聞いてもらえる。そんな人もいるかと思います。
曲中の男の子もそんな一人ということで描いています。
実は今回登場している人物にはそれぞれそれなりに細かい設定をつけたりはしているんですが、動画だけでは描ききれなかった部分が多々あるのでそこは後々かけたらいいなぁと思ってます。
ちなみにこの男の子の名前は「柊 義則」くんです。
彼は歌が苦手だったので自分のインスト楽曲をレーベルなどに売り込むんですがインストの流行が過ぎてしまっていた当時、彼を拾うところはどこもなく、途方に暮れたそんな中で初音ミクに出会います。
「君が紡いだ言の葉を私が音に変えて歌うよ」そう言って彼女は彼の言葉を歌に乗せて広めて行きます。
そうやって彼女の助けによって音を人に届けることができたボカロPは多いはずです。
それからはもう皆さんもご存知のように彼女が僕たちに何を届けてくれたのか?
そんな部分を間奏以降の歌詞に詰めました。
本当にいろんな人がいろんな歌を彼女に歌わせているので「初音ミク」という存在は、例えばどんなに悔しくて泣きそうな時でも嬉しくて舞い上がりそうな時でも、なんだかやるせ無い時でも「そこに寄り添って歌ってくれる」んです。
夢のない話をしてしまうと「そりゃあ何万人って人が何曲もいろいろな曲を作ってるんだからレパートリーあるよねっ」って話なんですが、
それでもいついかなる時でも「初音ミク」の楽曲がそこにあり、励まされて生きてきたって人は多いと思います。
さながらそれは「魔法」のように勇気をくれます。
「春夏秋冬、どんな時も一人でくじけそうな時も。君のため歌うよ、この歌を思い出してよね。」という歌詞は本当にその通りで僕もなんども
彼女の歌に救われてきた部分があるなと振り返って書きました。
こんな感じにもう11年という彼女の半生を歌詞やストーリーに込めて描きました。
これも余談でイラストや動画内容については後日談で書くつもりですが、後半に出てくる女の子は前半ミクに対して「ありがとう」を伝えた女の子だったりします。11年ですからね。月日の流れが本当に…。
楽曲の内容に関しては今回はこれくらいで。
既にお気づきかとは思いますが今回は楽曲の他にイラストから動画製作まで全部一人でやってます。
多分全部一人でやってみたのは数年前の「それは僕らの人生さ」以来ですね…
最初はイラストは他の方にお願いしようかと思ってたんですが、ちょっとタイミングの問題もあり今回はイラストも描こうということで進めてきました。
実は4月からTwitter上で2、3日に1枚くらいのペースでお絵かきあげてたりしてたんですが、その頃あたりからなんとなくこの楽曲は自分でやってみようかなーと考えてた次第です。
実際にやってみた感想としては『まぁ、後2、3年は全部一人でやるのは無しかな』です(笑)
単純に技術的なものや作業量もあるんですがとにかく時間がなかったです。
ちょっと8月中間に1週間ほど予定が入ってしまったりもあったんですが、残り10日あたりで一気に全部詰めなくてはならなくなって、とにかくここ数日はイラストを描きまくりました。イラストの作業はほとんどiPadでまかなったんですが、すごい酷使してしまったのでバッテリー寿命が心配です。落書きがなくなったな?と思ったら愛用している彼が逝ってしまったと思ってください。
そんな感じで今回はイラストや動画も頑張っているのでそこらへんのは後ほど語り明かしてしまいたいと思います。
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今後について
Twitterでの告知、動画投稿文でも書いたようにこの楽曲投稿を持って私、のほほんネコの楽曲動画投稿は最後になります。
それ自体はもう昨年のアルバム「さよなら願い星、また会うときは流星の涙を」を出した時点でのあとがきでも明言したのですが、
改めてのほほんネコの動画投稿はこれにて最終回となります!
のほほんネコとして初めて動画を投稿してから約6年。僕自身もまさかここまで作曲にハマってしまうとは思ってませんでした。
そんな中で曲を聞いてくれた人、一緒に楽曲コンピに参加した音楽友達、イラストを描いてくれた方々、動画を作ってくれた方など本当にいろんな方と知り合うことができ良かったと思います。
楽曲投稿も今回で16曲目になります。
【IA】刹那月下、雪ノ夜ニ。【オリジナル曲】から始まり今回の『マジックメロディ』。僕は本当に音楽知識0から初音ミクに出会って作曲を始めた人間なのですが、よく6年も続いたなぁってのが正直なところです。
楽曲投稿頻度としてはほとんどの曲が前半期で、ここ数年は一年に1曲とかのペースではあったんですが、それゆえにここ数年の楽曲変化は結構聞いてもらえればわかるんじゃないかなと思います。自分の中での楽曲の価値観の変化なんかはアルバムあとがきで散々語ったのでここでは省きますが、最終的にのほほんネコとして描きたかった楽曲は書けたつもりです。オススメの一押しとしては今回の「マジックメロディ」の他に「君に紡ぐ旋律」です。そちらは動画として投稿してますのでよければこの後にでも聞いていってください。『http://www.nicovideo.jp/watch/sm32636780』
僕にとってメロディとは流れる人生のようなものでサビは「青春!」と思っていて、いかに「青春しているサビをかけるか?」みたいな部分は常に意識しています。そんな部分がよく詰まっているのもこの2曲です。
他の人に「のほほんネコとは?」と聞かれた時に出せる代名曲みたいなものがようやくかけたのかなという。
そんなこんなで話が逸れてしまいましたが、今回の動画を持って、のほほんネコの動画投稿は終わります。
約6年と少し、今までお付き合いくださり本当にありがとうございました…!
…と締めるつもりはなく。「今後について」がまだ全然話せてません(話がフラフラしてるから)
ということで今後についてなのですが、まず第一に「のほほんネコとしての動画投稿を終わります」というだけで音楽自体をやめる訳ではありません。(やめるとはいってない的な)
ストレートな話をしてしまうと「別名義でどこかで音楽やってますよ」というだけの話です。
なので僕の音楽自体はそこでこの先も聞くことができます。
ただこれはどこかで話したことなんですが、僕は名義だけ変えて変わらずこれでやっていきますー!っていうのがちょっと苦手というか「それはなんかちがうな」って思ってしまう人間で。例えば「のほほんネコ」という名義をたとえ表面上名義を変えたとしてもそれはずっと「のほほんネコ」なんです。
多分これは僕がもともとオンラインゲームとかやってた人間で一種のアバター的概念がついちゃってるのもあるんだと思うんですが、たとえ心機一転名義を変えたとしても「のほほんネコ」をずっと引きずってしまうので、別名義でやるとしてもこちらから表立って「今後この名義でやるのでこちらをフォローしてください」的なことはやらないつもりでいます。(これは完全に単なる僕のわがままなんですけれど。
ただそれでもやっぱりせっかく僕の曲を聞いてくれた人には今後とも聞いてほしいということもあり、昨年のアルバムあとがきでは一応それとなくルート的なのを描いておきました。
ただそれももう1年ほど前なので、そういった「みてくれている人だけにわかる道」的なものを今回も残すかどうかはまだ決めてません。もしかしたら後日談の方でちゃっかり描いてるかもしれません。。。 興味ある方は是非そこから辿ってやってください。※僕が喜びます※
こんなことを書きはしましたが、そもそも「動画の投稿をやめる」というだけで「のほほんネコ」という存在は変わらずずっとそこにいますし、Twitterも普通にやっていきます。
そして音楽自体ものほほんネコとして続けてやっていきます。「単に動画あげなきゃ」みたいな謎の気持ちが嫌なので今回「動画投稿をやめます、今後メインは別の場所でやってると思います。」というだけの話で音楽自体は全然のほほんネコ名義でもやっていきます。
とはいえ動画としての投稿はもう本当に気まぐれでしかないと思いますが、例えばコンピCDのお誘いなんかは変わらずお引き受けしていきます。
現に今月も実は1曲コンピ向けの楽曲を描き下ろさせていただきました。
まぁ、締め切りが今日と被ってしまって時間がなかったので少し納期を伸ばしていただいてる最中ですが。
あとは「こんな面白い企画あるけど一緒にやらない?」的なお誘いも全然大歓迎です。音楽以外でも全然!
このように動画としてあげる曲を書かないだけでこう言った形での曲は書いていくのでよければ今後とものほほんネコを宜しくお願いします。
またまた余談ですが、今回のそのコンピ用に書き下ろしている曲はこれまた今までとは少し違ったものを書いてます。告知はだいぶ先になると思いますが、是非お手にとっていただけると幸いです。 歌はIA ちゃんです。
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そんな感じで今回もあいも変わらずまとまりのない『あとがき』でした。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。前述したように今回の動画についての細かい話なんかは後日書きますのでそちらもよろしければ覗いて言ってください。
繰り返しになりますがこの投稿を持ってのほほんネコの動画投稿は最後になります。
もともとボカロ曲の動画投稿なんてわざわざ引退しますとか書くようなことでもないと思っていて「好きな時に好きなことをする」それが一番だと思います。
なので今回の投稿文にも「引退」なんて書きませんでした。(そもそも投稿終わるだけで僕自身は引退なんてしないので)
ただそれでも楽曲動画投稿をメインとして活動していたのでお別れ見たいな部分はあります。
多分これは僕自身が僕自身と別れるということでもあって…
なのであとがきなんかも半分は自分に向けて書いてるものだったりもします。
ではそろそろ最後の言葉を。もう1年以上前から決めていて、アルバムのタイトルにもしています。
アルバムのあとがきで「タイトルの意味」について触れたかは覚えてませんが、今回の動画とこの『あとがき』の内容自体がその意味です。
それでは6年と少し、のほほんネコにお付き合いくださりありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。
『さよなら願い星、また会うときは流星の涙を』
「マジックメロディ」あとがき のほほんネコ 2018.8.31